今回は、デカバスを釣るには欠かせない「ラバージグ」のアクションやおすすめについてご紹介させていただこう。
バス釣りにおいて、「なんでこんなものに食いつくのか」と思うルアーは多々あるが、その中の代表的な存在が「ラバージグ」だろう。
ラバージグを初めてみたとき、君はどう思っただろうか。
「こんなもので釣れるわけがない」
などと思わなかっただろうか。
小魚にも全く似ていないし、ミミズにも似てない。
もはや似せる気がない。
まさに謎の生物だ。
しかし、断言しよう。
ラバージグは釣れる。
今回はそんな不思議にも釣れるルアー「ラバージグ」の使い方やアクション方法などをご紹介していこう。
目次
ラバージグの特徴
フックとオモリが一緒になったジグヘッドに、ラバースカートを巻きつけたルアーをラバージグという。
そしてラバージグはそのほとんどに「ブラシガード」というものが付いている。
これには、根掛かったりフックに障害物が引っかかったりするのを防ぐ効果があるのだ。
つまり、障害物が多い場所でもガンガン攻めていけるのだ!
当然ながら、障害物が多い場所というのはバスがいる確率も高い。
そんな場所を根掛かりを気にせず思いっきり攻められるのだ。そりゃ釣れるも当然だろう!
どんな場所で使えばいい?
主に
・深場にバスがいそうな場所
・底に岩などの障害物がゴロゴロしてる場所
・アシや水草が密集している場所
・そのほか複雑な形の倒木などがあったり、とにかく他のルアーでは根掛かりが心配な場所。
などに活躍してくれるぞ。
バスがストラクチャーにぴったりくっついている場合でも、根掛かりを恐れずに積極的に狙っていこう。
ラバージグの基本アクション
ルアーには様々なアクションがあるが、当然ラバージグにはラバージグならではのアクションがある。
難しいものはないので、ぜひとも参考にしていただきたい。
1.投げて何もしない
冗談ではないぞ。
これで実際かなり釣れるのだ。
というか、これが一番釣れている気がするぞ。
簡単に言うと
①ここにバスが居そう!というポイントに正確にキャストする。
②そのままフォールさせる(何もせず落としていく)。
③10秒くらい放置する(これが大事)。
という感じだ。
ラバージグにはスカートが付いているだろう?
このスカートが底に着いた時に「フワッ」となるんだ。
この「フワッ」した時が、なんというか、我々の本能を刺激して、つい食いつきたくなってしまうのだ!たまらん!
ちなみに底に着くまでの間に食いつく場合も多いので、油断しないでおくのだぞ。
2.ボトムバンピング
1.で反応がなかった場合などは、ボトムバンピングに切り替えてみよう。
これはザリガニなどの甲殻類に見せる力があるんだ。
ロッドの先をちょいちょいっとやって、底を跳ねるようにアクションさせてあげよう。
この時のポイントは、ずっと跳ねさせないこと。
跳ねさせたら数秒放置して、バスが食いつくタイミングを作ってあげることを忘れないでおこう。
ズル引き、スイミングもいける。
ズル引きの場合は、底をズルズル引きながら、何か障害物に当たったらその場でちょいちょいっとシェイキング。そして数秒放置してバスの食うタイミングを作ってあげよう。
スイミングは、底ギリギリや中層をスイスイ泳がせるアクションだ。
というように、ラバージグは結構いろんな使い方ができる。
自分で「このやり方が釣れる!」という方法を考えて見るのも良いだろう。
だが、基本的にラバージグは広範囲を探るのではなく、狙った場所で確実に仕留めるピンポイントでの釣りの方が向いている。
幅広く探りたい時は「スピナーベイト」や「バイブレーション」などのサーチルアーに任せよう。


フックに色々つけてみよう!
ラバージグはそれ単体でも十分に釣れるが、フックにワームをセットしてフォール時のアピール力をアップさせたり、匂い付きのワームをセットしてバスの嗅覚を刺激する方法もあるぞ。
もしザリガニなどがよく食べられている湖だったら、ザリガニ系のワームをつけることによってラバージグをザリガニに変身させることができる。
ワームをつけることによって動きも独特になるし、重さが増すので飛距離も伸ばせるんだ。
ラバージグって意外と万能だろう?
おすすめラバージグ3選
さて、ラバージグといってもたくさんの種類があるので、最初はどれを選んだらいいかわからなくなるだろう。
そこで「これは釣れる!」というラバージグを3つに厳選してみた。ぜひ参考にしてほしい。
1.O.S.P ゼロワンジグ
あらゆるタイプのカバーに対し、最高のすり抜け性能を持たせたヘッド。
ブラシガードを徹底研究し、根掛りしにくく、かつフッキング性能を高めた「ラバージグの完成形」と言っても良い逸品だ。
2.エバーグリーン キャスティングジグ
根がかりのしにくさとフッキング性能のバランスの良さが絶妙なラバージグ。
ビッグバスの硬い顎もがっつり貫通させてくれる頑丈なフックが特徴だ。
障害物に対してのすり抜け性能も高い。
3.ZAPPU P.Dチョッパー
バスプロの秦拓馬氏がプロデュースしたラバージグである。釣れないわけがない。
他のラバージグには珍しく平らなヘッドをしており、ただ巻きするだけでもボディーがゆらゆらするように設計されている。
ラバージグで迷ったら、この3つを購入しておけばまず間違いない。
釣具屋さんで見かけたらすぐ手にとって見よう。
健闘を祈る!
というわけで今回は、ラバージグのアクションや使い方についてご紹介させていただいた。
ちなみに、ラバージグは昔からビッグバスがよく釣れるということでおなじみのルアーだ。
でっかいバスが釣りたい!という時はぜひとも活躍させてあげよう。
それでは、諸君の釣果を期待しているぞ。
良いバス釣りライフを送ってくれ!
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