バス釣りの定番ポイントである「桟橋」。間違いなくバスがつきやすい重要なポイントの一つだ。
桟橋の脚は絶好のストラクチャーだし、日陰にもなるので暑い時期などにはそこでバスが隠れやすい。
だがしかし!
いくら釣りやすいといってもただ適当にキャストすればいいわけではないぞ。
今回はそんな「桟橋」の攻略ポイントをご紹介させていただこう。
⒈桟橋に入る前に狙え!
桟橋を見つけたからといって、いきなり桟橋の上を歩いて行くなんてとんでもないことだぞ。
桟橋の上をガンガン歩いていったら、「今から釣りしまーす!」とバス達に宣言しているようなものだ。
歩く音と振動のせいで、せっかく桟橋にいたバスが逃げてしまう。
まずは桟橋から少し離れたところから、桟橋の際を丁寧に探っていくんだ。
そうしながら少しづつ距離を詰めていき、桟橋の奥を狙うようして移動していく。
2.桟橋の前に立ち一気に探れ!
まだまだ桟橋に乗ってはいけない。
次は桟橋に入り口に立ち、桟橋の横を通り過ぎるように一気に攻めるんだ。
スピナーベイトやバイブレーションなどだと効率よく探りやすいぞ。
同じ場所にもかかわらず、1の方法で釣れなくてもこのパターンで釣れることは結構ある。
絶対にやっておくんだぞ。
反対側もしっかり狙う!
1と2も終わったし早速桟橋に、、、じゃない!
反対側を忘れてはいないか?
右側を攻めたのなら次は左側、左側を攻めたのなら次は右側だ。
片方にいなかったからといって反対側にいないとは限らない。忘れずに狙っていこう。
3.そして桟橋の上に
桟橋を見るとついつい桟橋の上から思いっきりキャストしたくなるものだ。陸っぱりから沖の方を狙えるチャンスだからな。
しかし、はたしてその周りにストラクチャーはあるのだろうか。
桟橋の上から釣りたいのなら、まずはスピナーベイトやボトムをとれるワーム系で水底辺りををグリグリ狙ってみよう。
その時、底に水草が生えていそうか、水底はどんな感じになっているか、をしっかり感じながらキャストしてこう。
もしルアーが水草に引っかかる感覚や、ルアー自体に水草が付着しているとなったらそこには水草が広がっているということだ。
つまり、バスがいる可能性が高い。
しかし何もストラクチャーがなさそうであれば、とっとと場所を移動するのが良いだろう。
4.ボート周りは慎重に。
もし桟橋にボートが繋がれているのなら、それは絶好のチャンスだ。
ボートとボートの間、ボートの右側左側を丁寧に探っていこう。
ただし、ボートが繋がれているということは桟橋とボートを繋ぐロープがあると言うことだ。
初心者はこのロープに根掛かりしてルアーを無くしてしまいやすい。
これは自分だけでなく、ボートを管理している人にも迷惑がかかってしまうので非常に避けたいことだ。
そのような場合はオフセットフックを使い、フックの先を出さないノーシンカーリグなどで攻めると良いだろう。
これは別に初心者だからというわけではなく、ボート周りを丁寧に狙う場合ノーシンカーリグのフォール(落とし込み)などはとても相性がいい。
ボートとボートの間にポチョっとワームを落としてあげるだけで非常に釣れるんだぞ。
これでバスが入れ食い状態になった人も多いはずだ。
まとめ
というわけで今回は桟橋の攻め方についてご紹介させていただいた。
今回のことを簡単にまとめると
①すぐ桟橋に近づくのではなく、少し離れたところから狙う。
②桟橋の入り口に立ち、桟橋の横を平行になるように探る。
③片方だけでなく反対側もしっかり探る。
④桟橋の上から探るなら、水底がどうなってるかしっかり探る。
⑤ボート周りは慎重に。
という感じだ。
これだけやってアタリもなければ、その桟橋は諦めよう。
気持ちを切り替えて他のポイントに移動するのだ。
それでは、諸君の健闘を祈る!
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