今回はバス釣りのトップウォータープラグ「ポッパー」のアクションや使い時について攻略していこう。
ポッパーは口を大きく開けたような形をしている非常に可愛らしいルアーだ。
このちょっとマヌケっぽい感じが実に愛おしい。しかし、その実力は本物である!
バス釣りでトップウォーターを楽しむためには欠かせないルアーなのだ。
そんなバス釣りにおいて欠かせない「ポッパー」のアクションやポイントなどをご紹介させていただこう。
目次
ポッパーの基本アクション
ポッパーはその大きな口のおかげで、「ポコッ!ポコん!」という音を出すことができる。
また水しぶきや水泡も出すことができ、水面を意識しているバスに強烈なアピールをすることができるんだ。
というわけで、このポップ音を生かせるアクションが望ましい。
アクション1:ポップ音でバスを刺激させよ!
ロッドを少し下に構え、ロッドの先をチョンチョンとやると「ゴポッ」と音を立てて水中に潜るぞ。
やめればプカーっと浮かんでくる。
これを繰り返して音でバスを刺激させるのだ!
このポップ音がブラックバスには、
「他の仲間がエサを食べている音」または「逃げ惑う小魚が水面を跳ねる音」に聞こえているんだ。
「食べやすいエサがあるのか!ならばオレも!」となって食いついてくるぞ。
アクション2:水しぶきを飛ばせ!スプラッシュ!
少し強めにロッドを引くと、アゴが水をすくい上げて水しぶきを前に飛ばしてくれる。
これがスプラッシュだ。
そしてロッドを引いたわけだから、水しぶきが飛んで波紋が広がっている所にポッパーが移動してくる。
それが我々バスたちには逃げ惑う小魚が生み出した波紋に見えて、思わず喰いつきに行ってしまうというわけだ。
アクション3:ストップ&ゴー
引いて止める、引いて止める、を繰り返すアクション。
引いた時に出るポコッという音でバスを誘い、停止させてバスの食いつくタイミングを作ってあげるってことだ。
これもポッパーの基本アクションの一つ。他のアクションと組み合わせることもできるのでぜひ試してみよう。
ポッパーの使い時
トップウォーター系ルアーのほとんどに言えることだが、主に春から秋にかけて、時間帯は朝や夕方の活性が高い時が良いだろう。
また釣りをしている時、水面近くにバスが出てきて「バシャッ!」と音を立てている場面に出くわしたことはないか?
それはバスが水面にまで出てきてエサを食べている証拠。まさにポッパーの出番だな。
「さっきから”見えバス(水面近くにいて自分の目で見えるバス)”がよくいるなあ」という時も、それはバス達が浅瀬に出てきているわけだからポッパーの活躍が期待できる。
どこに投げればいいの?
これもバスフィッシングの基本だが、
杭が立っていたり、桟橋、ウィード(水草)周り、流れ込み、などバスがいそうなストラクチャー(障害物があるところ)に投げよう。
しかし杭や桟橋など水面上に出てきている障害物の場合、ギリギリにキャストすると根掛かりの心配がある。
千円以上もするポッパーを失うのは誰だって悲しい。
まだ腕に自信のない時は、障害物にある程度近いところに投げれば大丈夫。
障害物と少し距離があっても、ポップ音によってバスを障害物から引き寄せてくれるからな。
そのほか、浅場(シャロー)でバスが小魚を追っている場面にももちろん最適だぞ。
杭とか水草はあるけど、ここは水深が深そうだよ?
安心してくれ。
たとえ水深が深い場所でもバス自体が深い所にいるとは限らないからな。
それに水面近くにバスが見えなくても、ポッパーならではのポップ音である程度の深さにいるバスもターゲットにできるぞ。
だいたい水深1mくらいまでにいるバスならアピールできると思って良いだろう。
また水の透明度がとても高ければ、水深4mほどくらいにいるバスも誘い出すことができるぞ。
おわりだ!
というわけで今回は、ポッパーの基本アクションと使い方について紹介させていただいた。
ポッパーは間違いなくバス釣りに欠かせないルアーだ。是非ともマスターしておきたい。
そしてポッパーに限らず、トップウォーターの釣りは非常に楽しいということを体感してみてほしい。
それでは、諸君の健闘を祈る。良いバス釣りライフを送ってくれ!
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